砂場を通り過ぎて

吉祥寺のスカンジナビア料理、Allt Gott 。すげー久しぶり。
ここはコースのコストパフォーマンスがなかなかよろしい。あとパンがうまい。


トナカイのカルパッチョ
なるほどトナカイとはこういうものか。馬肉に似ていてうまい。
まずはグラスのスパークリングを軽くやって、ワインはこんな感じ。

色はブルゴーニュらしい琥珀がかった深い赤なのだが、味が意外なほど軽い。若いっていうより軽くてするする飲める感じ。
いわゆる「ブルゴーニュピノ・ノワール」的なイメージとはだいぶ違ってた(そもそもどんなんかよく知らんがな)けど、食事が上のトナカイから始まって、ニシンの酢漬けだったり甘エビがいたりアボカドがあったり、かと思えば鴨だ鮭だ牡蠣だの帆立だのと、白とも赤とも言えないような取り合わせだったので、メニューから考えるとこれでむしろよかったかもしれない。
時間が経つとだいぶ香りが立ってきて、それもまたよろしい。

食後のデザートと珈琲まできっちり胃袋に仕舞い込んで、はらいっぱいになってさみーさみー言いながら帰宅。日本酒もビールもなしだったけど、こういうのもいいもんだ。